ツアーナース

『群馬県 片品村』自然と民宿に包まれた話

群馬県 片品村』自然と民宿に包まれた話

ねい子
ねい子
今回は仕事の中でもお気に入りの行程のお話です!

群馬県 片品村とは?

群馬県 片品村とは?

片品村(かたしなむら)は、
群馬県の北北東に位置する村。

東京から約180キロメートルの北に位置する。
国道120号線が村のほぼ中央を通っている。
1889年(明治22年)の市町村制施行で
発足して以来、合併や村名の変更がない。Wikipediaより

片品村観光協会公式HP oze-katashina.info
武尊(ほたか)花咲民宿村 hotakahanasaku.com

 

花咲民宿村での過ごし方

こちらには関東の小学生の
宿泊学習のツアーナース
としてお世話になりました。

自然と民宿や村の人たちがとても暖かくて、
この思いを伝えたい、勝手に紹介したい、
そう思いこの記事に至りました。

民宿村ではまず村を知るために
村内を班で歩いてオリエンテーションを行い

その後は伝統を学ぶ体験学習
川遊びなどとにかく自然がいっぱいです。


山の中なので天気が変わりやすく、

突然短時間の雨に打たれたり、
夏なのにとても寒かったりとこれも自然ならでは。

アクティビティの一環で、
川ではかまどを作って昼食のすいとん作りを行いました。

すいとんづくり

すいとんとは、小麦粉を練ったシンプルなお団子を
味噌汁や澄まし汁で煮たようなもので
厳密には各地に異なる名前で郷土料理として存在します。

粉と水で団子の硬さを調整して、
手でこねる、シンプルですが難しく
何より「手がべとべとになって嫌だ~」という声がちらほら。

これも経験です、お店で食べるのとはわけが違います。

かまどづくり

かまどづくりは、
見本のかまどを見ながら、川辺の石を拾って積み上げ…
これがなかなか難しいんです。

大きいのもってきてー!平たくいやつ!
ここは小さくてとがっているのがいいな!

安定させないとすいとん溢れちゃうからね!

濡れている石は燃やすと割れちゃうから気をつけて!

各班で作戦会議を行い一生懸命組み立てられるかまど。
遅くなるとすいとん食べる時間がなくなっちゃうよ!
なんて煽られながら。

子どもたちをよそに
地元の方はちゃちゃっとかまどを組み立てて
かまどでインスタントラーメン
豪快に作っていました。

ある意味テンション上がりました。こちらがそのものです。


子どもたちが僕の班のすいとんがおいしいよ!
うちの班が一番だから!と
たくさん差し入れてくれるもので、

私はこのサッ〇ロ一番とすいとんと
おにぎりとたくさん食べました。


おいしいし幸せですがお腹いっぱいで大変でした…

民宿での自然体験学習

私が泊まった民宿は、自然体験学習の本部という形で
校長先生、カメラマンさん、運転手さん、ガイドさん、
添乗員さんといった大人が泊まり、

子供たちはクラスごと、男女別などに
それぞれの民宿に宿泊します。

修学旅行などでは同じ建物やフロア、
子どもたちの近くで過ごすことがほとんどなので
これがまた新鮮でした。

なので何かあった際には民宿まで
歩きもしくは車で送ってもらい看に行くこととなります。

とある夜、巡回に行ったら
子どもがクワガタ捕まえたよ!

〇〇ちゃんの服についてた!
とにこにこ笑顔で見せにきてくれました。

すごい!こんなに
大きくて強そうなのいくらなんだろうね
!』

と男の子がなるほど、
普段は昆虫は買うものである
という認識に気づかされたりしました。

カブトムシクワガタ好きなのでちょっと拝借し、
ぱしゃり。

これはミヤマクワガタかな?

このあと引き離す時に
力強い足の爪で引っ掻かれ負傷しました、

普通に血が滲みました、恐るべし

ちなみにクワガタとはご縁があるようで…

『キャンプの思い出』 クワガタと男の子の話 この記事では、添乗中に 私が実際に体験をした話をご紹介します。 暇なときに読んでいただいて、 ふふっと笑っていただけれ...

お時間があるときに読んで、ふふふってなっていただければ幸いです。

夜には静けさの中に
カエルの声がそれはもうひたすらに、

よく見るとうじゃうじゃいました。
一匹だとかわいいのですが、はい…

民宿のごはん

食事は民宿のお母さん手作り
写真の通り通りボリューミーです!

・大盛りほかほかごはん
・しっかりメンチカツ
・スパゲッティサラダ
・野菜の炒め物
・定番の肉じゃが
・鮭のホイル焼き
・山芋の短冊
・油揚げと大根のお味噌汁

手作り…ほかほか…身に沁みました…

私は一人暮らしなので本当にこのような食事に
幸せを感じます…めっちゃお味噌汁おかわりしました…

もちろん朝ご飯も品数が多くボリューミーで
ずっといたい…ってなりました。

畑体験ととれたて食材

民宿でのご飯には畑でとれた食材を使用して
夕飯に頂くといった体験がありました。

畑におそるおそる踏み入れる子、

大根のどこを持てばいいのか、
なかなか大根に触れられない子、

葉っぱや泥に不慣れな子たちにとって貴重な体験です。

抜いた大根はそのまま新聞紙に包みお持ち帰り。
お家について洗って食べるまでが勉強だよ~なんて!

私は持ち帰ることはできないので、
民宿の方のご厚意でたくさん夕飯に
出していただきました、ありがとうございました。

アスパラ、大好きなんですけど買うと高いんですよね…
茹でてシンプルに塩だけつけてひたすら食べます…

地元の方とのおしゃべり

待機中や自由な時間は
民宿や村の方たちとおしゃべりを楽しみ、

なんとも長閑な時間を過ごさせていただきました。

看護師さんはどこから来たの?

ここは自然しかないけど、いいとこだよ。

子どもたちが来てくれることは嬉しいよ、
生き甲斐、元気になるね。

最近腰と膝が痛くって。80にもなればしょうがないよね。

まだまだじいさんには負けてられないよ!

飴ちゃん食べる?

味噌汁おかわりするかい?

大根送ろうか?

また、遊びに来てね。プライベートでもいいんだよ。

民宿にいたわんちゃんも一緒に待機、
お話相手になってくれました。


この後、多くの子供達に揉みくちゃにされてました。
ふふふ、お勤めご苦労様です。

さいごに

仕事だということを忘れてしまうようなそんなほのぼのとした空間。
ぜひまた行きたい場所の一つです。

ねい子
ねい子
お読み頂きありがとうございました。

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